松井邦義 M-15 1980年 オール単板 ストア ビンテージ
商品概要
商品の説明出品のギターは1980年に製作されたビンテージギター、松井邦義M-15です。松井邦義氏は、1950年東京生まれ、明治大学工学部を卒業後、勤めをしていた中で楽器製作家との出会いがあったことから、ギター製作に興味を持ち、1976年に茶位幸信氏の工房に入り、ギター製作を始めることになった経歴の持ち主です。茶位工房での研鑽の中、銘器の研究を続け、1979年に独立して自身の工房を立ち上げ、初期はロマニリョスの楽器に影響を受けた作品を中心に製作し、その後フレタ、ブーシェなどの研究から得た知見をもとに独自の松井モデルを構築していきました。現在製作されているKMシリーズはトーレスをモデルとした伝統的な手法を用いたオリジナル作品で、SCシリーズは「サントス・エルナンデス 1928年製作 〈LACLAVELITOS〉」、MBシリーズはマルセロ・バルベロ 1955年製作、をモデルにしてヘッド、ロゼッタ、力木の配置など細部まで忠実に再現して製作されています。出品のM-15ギターは、松井氏が独立した頃の作品で、ロマニリョスの影響と茶位工房での自己研鑽の成果を合わせた野心的な作品です。ギターの材料トップは目の詰まったシダー単板、サイドとバックは縞目の美しいローズウッド単板、ネックは硬いマホガニー、指板は硬いエボニー、ブリッジはローズウッドのようで、サイドに割れ止めがあります。名工の仕事と当時の良い材料の組み合わせにより、手工ギターならではの、優雅で力強い音色が響きます。製作から43年が経過しており、写真では確認しづらいですが、ギターのトップにキズや打痕があり、フレットのバリ補修を含めて、前オーナーが自分で塗装修繕され、そのまま使っていました。また、試奏用のオーガスティン黒が張ってありますのですぐに試奏していただけます。音色重視で塗装修繕を気にされないギター愛好家の皆さまには、松井邦義氏の貴重な初期作品、松井邦義M-15ビンテージギターをどうぞ宜しくお願いします。全長:100センチ弦長:65センチ弦高:約3.2ミリ 12フレット1弦 約4.0ミリ 6弦ナット幅:約5.2センチボディ厚:約9.6センチセミハードケース付発送はセミハードケースにプチプチを巻いて梱包します。安全にお届けします。商品の情報カテゴリーホビー・楽器・アート > 楽器・機材 > ギター > クラシックギター商品の状態傷や汚れあり発送元の地域京都府
取扱説明書
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